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「日本特殊陶業・スパークプラグ 」の記事を掲載しました。

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スパークプラグは10cmにも満たないような小さな部品ですが、自動車が走行するための何よりも重要な役割を担っています。エンジンのシリンダーの中で、いわばライターのようにガソリンと空気の混合気に着火し、引火爆発を起こしています。そして、爆発のエネルギーが運動エネルギーとなり、エンジンを作動させ、自動車を走らせるのです。

このスパークプラグは、自動車の部品の中でもとりわけ過酷な条件のもとで作動しています。高温、高圧、高電圧、さらにガソリン燃焼による水や燃えカスが発生しているという環境下にさらされながら、一分間に何千回と繰り返し火花を発生させています。したがって、スパークプラグは、着火効率といった本来の役割に対する基本的な性能に加え、耐熱性、耐久性、確実な絶縁性、機械的強度、熱伝導性、気密性、汚れへの強さなど、「タフさ」も高度な水準が求められています。

今回紹介する日本特殊陶業は、スパークプラグ世界シェア一位を誇る企業です。1921年に日本碍子(現・日本ガイシ)がスパークプラグの研究開発を始めたのが端緒となり、1930年から製品販売開始、1936年に日本碍子点火プラグ部門が独立して現在の日本特殊陶業へと至っています。

同社がプラグ製造を決めた1920年代、日本にはまだ自動車製造企業がありませんでしたが、自動車工場がない市場で自動車部品を製造するような先見の明、そして、品質を守るための徹底した姿勢が、同社を世界トップクラスのセラミックス製品企業へと押し上げました。