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東芝・Glasses-less 3D REGZA GL1 Series


概要

1930年代に発明されて以来、映像情報と音声情報とを同時に発信するテレビは、多種のメディアが新たに開発され、普及した現在においても尚、特に先進国内において、最も影響力の強いメディアであり続けている。

テレビ技術の基礎研究は19世紀後半から主に欧州や米国において進められた。20世紀初頭、ロシアの科学者により電子式ブラウン管によるテレビ受信機が発明され、1926年、日本の高柳健次郎がブラウン管テレビでの電送・受像を世界で初めて成功する。

高柳の導き出した成果を元に、日本は独自にテレビ受信機の研究開発を進めた。1953年、シャープから国産第一号のテレビ受信機が一般発売されると同時に、日本で本格的に地上波テレビ放送が開始された。尚、放送開始当時の映像情報は白黒だったが、1960年に東芝が国産初のカラーテレビを開発したのを契機に、カラー映像でのテレビ放送が開始された。

テレビ放送が多種多様化するにつれて、テレビ受信機もまた、日本の一般家庭の中へ徐々に普及していく。その後、国内需要に留まらず、日本のテレビ受信機は輸出を増大し、世界的に大きなシェアを占めるようになる。

テレビ受信機は、白黒・カラー・ハイビジョン映像対応と、テレビ放送の形態変化と共に進化してきた。21世紀に入り、液晶およびプラズマ型等の薄型テレビの開発が進み、普及率も増進し、高性能を誇るようになってきた。

今までは2Dでの映像放送のみだったのが、3Dでの映像放送形態が開発・普及されるにつけて、3D映像放送に対応したテレビ受信機の研究開発が盛んに取り組まれるようになった。今回取り上げる東芝のGlasses-less 3D REGZA GL1 Series は、現在発売されている3Dテレビ受信機野中でも最先端の機種である。2011年にすでに12型と20型が発売されている。

同製品の最も大きな特徴は、裸眼で3D映像を見る事ができる点である。新開発されたインテグラルイメージング方式手法の搭載により、従来製品で欠かせなかった専用眼鏡が必要なくなったのだ。

インテグラルイメージング方式とは、視聴位置に応じて、位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出す原理である。視聴者は左右それぞれの目で異なる映像を捉えることにより、専用メガネがなくても立体映像として認識することができる。この原理を応用した独自の映像処理技術により、9つの映像(9視差映像)をリアルタイムに生成し、液晶パネルから垂直レンチキュラーシートを通して映し出すことで、裸眼かつ様々な角度から見る事ができる高画質3D映像を実現した。

この高画質3D映像を実現するため、東芝は、卓越した演算処理能力を誇るCell Broadband Engineをコアチップとし、多視差変換LSIを組み合わせたグラスレス3D専用CELLレグザエンジンを新開発した。9視差映像をリアルタイムで生成する多視差変換処理や、グラスレス3D映像に最適な画素を再構成する高画質化処理などを可能にし、さまざまな視点からの立体視をスムーズに実現できるようになった。

今後のテレビ受信機は、3Dが主流となり、東芝はそのトップリーダーとなるだろう。


ライター:Eriko Kinashi
2011.03.25 執筆
http://www.toshiba.co.jp/regza/option/gl1/index_j.htm
(株式会社東芝・REGZA GL1シリーズ)
スペック
20GL1
画面サイズ 20V型
液晶パネル方式 グラスレス3D専用LEDパネル
ダイナミックコントラスト/コントラスト 200万:1 / 550:1
表示画素数(水平×垂直) 1280×720(パネル総画素数8,294,400画素)
画面寸法(幅×高さ/対角) 45.2cm×25.4cm/51.9cm
外形寸法(幅×奥行×高さ)※スタンド除く 64.0cm×10.3cm× 66.3cm
外形寸法(幅×奥行×高さ)※スタンド含む 64.0cm×41.0cm× 101.0~112.0cm

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