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MRI(核磁気共鳴画像法)装置


概要

(定義と背景)
核磁気共鳴画像法技術とは、磁石と電波を使用して体内を見る画像診断技術をいう。この技術を使った医療装置がMRI装置である。この「核磁気共鳴画像法に関する発見」により、2003年にはポール・ラウタ―バーとピーター・マンスフィールドがノーベル生理学・医学賞を受賞しており、核磁気共鳴画像法技術は、20世紀における最も画期的な技術の1つといえるものである。

世界のMRI市場は2010年の44億円7,050万米ドルから2015年には58億4,440万米ドルへとCAGR5.5%で拡大すると見込まれる。

(MRI技術の概要)
身体を磁石の中に入れて電波と照射すると、体内の水素原子が共鳴して電波を出す。電波の出方が組織によって異なるため、それを元に様々な断層画像を作成する。磁石の力が強ければ強いほど身体から出てくる電波も強くなり、より微細な構造が画像化できるようになる。このしくみを利用した技術である。

身体の縦・横・斜めのどの方向からも撮影でき、画像のコントラストを変えて精密な診断をすることができる。そのため、CTでは得られない三次元的な情報が多く得られるというメリットがあり、さらにCTとは異なり、電離放射線被爆がない。安全性にも優れているのである。

日本では規制が厳しいため、実用化されているのは3Tの磁場までの装置であるが、7Tの超高磁場MRI装置も研究段階では優れた成果が確認されている。これは放射線医学総合研究所・分子イメージング研究センター・先端生体計測研究グループ・計測システム開発チームが、独自に開発した装置である。

(日本の実用化技術)
従来からのMRI装置は、超電導型を狭く、閉所恐怖症患者や小児に強い恐怖心を抱かせる。オープン型MRIだと開放感があるため心的負担は軽減できる。
装置の発する騒音が大きい。そのため、とりわけ頭部の検査の場合は耳栓が必要なこともある。ただし近年はかなり改善されてきている。


(ライター:Kaori Shimada、以下同)

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