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ファナック・制御装置


概要

ファナック株式会社は1972年に富士通から計算制御部を独立させ、富士通ファナック株式会社として設立された。工作機械用CNC装置製造業界において世界で首位、国内シェアは7割を占めており、多関節ロボット分野においても国内で首位のシェアを占めている。

工作機械用CNCは、工作機械の制御コードであるGコードのディファクトスタンダードを早期に抑えたことが強力な武器となった。更にその後、工作機械ロボット等のコンピュータ制御による製品製造部門にも進出し、大きな拡大を図っている。

同社は富士電機、富士通の系列の会社であったが、近年は、完全に独立の体制を整え、海外に大きな拡大を図っている。海外では、制御装置業界においてはドイツ・シーメンスが後に続いている。国内においては三菱電機、安川電機と続いているが、同社はそれらの追随を許さない地位をすでに確立している。国内のみならず世界において常に優良企業としての地位を確立している。

今回は、同社制御装置に着目する。

制御装置
コンピュータ数値制御(CNC)装置はコンピュータにより数値制御する装置であり、同一加工・繰り返し加工・複雑形状加工を短時間に均一に高精度で作成することが可能である。またCAD/CAMと連携することにより設計から製造までを高度に自動化でき、特に3次元形状から最近の5軸制御加工までも対応しつつある。
CNC工作機械は日本の得意とする分野である。それに伴う制御装置は7割程度のシェアをファナッが占め、世界に幅広く進出している。同社の完成度は他に追随を許さないものになっている。またこのCAD/CAMにいたっても同社が製作しており、制御装置、CNC工作機械、CAD/CAMと一貫して、設計から製造までカバーできる。

このように強力なネットワークを持てるのはファナック以外に世界でも数少ない。今後ますます発展が期待できる。最新の制御装置はαiシリーズで、「多軸多系統化による軸数拡張」「送りの精度の更なる高精度化」「主軸の大出力化・高トルク化」「停電保護機能の適用拡大」の機能を有している。


ライター:Eriko Kinashi
2011.05.10 執筆
http://www.fanuc.co.jp/
(ファナック株式会社)