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日本のカプセル内視鏡システム


概要

小型カメラを入れた1小型カプセルを飲み、画像診断を行う。口から水で錠剤ほどの大きさのカプセルを飲み込むと、カプセルに取り付けられたカメラにより、消化器の様子が映し出されるというものである。これにより、検査における患者の負担は軽くなり、これまで「暗黒大陸」と言われ、従来の方法では、観察ができなかった小腸の観察が可能となった。

(実用化されている技術)
オリンパスカプセル内視鏡システム(Endo Capsule、エンドカプセル):

形状は,外径が11mm、長さ26mmのカプセルで、「小腸の径が約30mmであり,それに対して最適な大きさ」だという。カメラはカプセルの片側に備える。
駆動については,蠕動運動によってカプセルが消化器官内を進むため,モータなどの駆動源は備えない。カプセルを飲み込んでから小腸を通過し終えるまでの時間は約8時間であり,内蔵する酸化銀ボタン電池の容量(駆動時間)は,これに合わせている。

通常のボタン電池では取り出せない数mAという大電流を消費するため,特殊な仕様の電池を搭載しているという。
データ送信には,無線を利用する。撮影した画像データは逐次,患者の体外に張り付けたアンテナ・ユニットを介して無線送信され,アンテナ・ユニットにつないだ受信装置に蓄積される。いずれの製品も,1秒当たり2枚の画像を撮影する。一人(1回の検査)の撮影で取得する画像データの総容量は,数Gバイトに及ぶという。

カメラには,CCDを用いる(表2)。暗い器官内を撮影するため,駆動時には照明用としてLED が点滅する。加えて,自動調光機能を備える。器官内の明るさに応じてCCDの利得を調整するためだ。CCD が周囲の明るさをモニタリングし,最適な画像になるように自律的に制御する。このカプセル内視鏡で撮影したは画像は鮮明で,従来の内視鏡の画像と比べても遜色ないようだ。

同商品はすでに2005年10月からヨーロッパ、2007年10月からはアメリカで発売している。厚生労働省から日本国内における製造販売承認については、2007年9月に取得、販売している。

*Given Imaging社との比較(引用日経BP)


(ライター:Kaori Shimada、以下同)

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