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Products (電気機器 - 電子機器)

古野電気・魚群探知機


概要

古野電気の沿革

古野電気は主に船舶用の電気機器を製造・販売するメーカーである。1938年設立当初は一電気屋としてスタートした。1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功したことが、同社の大きな転機となる。個人経営の小さな電気屋が、世界に先駆けて先進的な開発を行った事は、現在におけるまで語り継がれている偉業である。同年から、魚群探知機の販売に入り、同社は急速に事業を拡大していく。

続いて、船舶用レーダー・ネットゾンデ・ネットレコーダーなど、船舶向けの電気機器を次々と開発、販売を行い、船舶用電気機器メーカーとしての地位を確固たるものとしていく。また、早くから事業の多角化の重要性を認識しており、1966年からは陸上部門を創設し、船舶用に限らない商品開発を開始する。ファクシミリやオメガ受信機・オートパイロット、衛星航法装置、簡易無線電話装置などの開発・販売を行う。

1978年にアメリカへ子会社を設立以来、海外進出にも積極的である。

今回は、個人経営店舗から、多角化・グローバル化を見事果たし、今や世界をリードする優良企業へと成長した同社の、もっとも大きな転機をもたらした製品である魚群探知機の、最新ラインを紹介する。


魚群探知機『底質判別魚探 BBDS1』

魚群探知機の製造において、パイオニアであり、現在においても世界の最先端を行く同社の最新製品『底質判別魚探BBDS1』には、同社と東京大学との産学連携により開発された“底質判別機能”が搭載されている。

この“底質判別機能”では、海底の凹凸・土の種類などの海底環境を精密に探知できる。また、NavNet 3Dに接続することにより、探知した水深約5~100mの間の海底質を、岩・礫(石)・砂・泥の4種類の底質タイプに分類し、船内のディスプレイ上へカラーグラフィックで再現可能である。

底質の変化、魚のサイズ、水深など、海中の状況をより詳細に認識することにより、生息域に応じた漁のベストポイント選定に非常に有効である。

古野電気の将来

現在同社は、船舶関連製品としては、魚群探知機を始めとして、ソナー・潮流計・レーダー・無線機器など、幅広く製造・販売を行っている。船舶関連以外では、自動車のETC関連製品や、医療機器など、積極的に事業の多角化を図っている。今後とも、発展が期待される。


ライター:Eriko Kinashi
2011.08.12 執筆
http://www.furuno.co.jp/
(古野電気株式会社)