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和井田製作所・成形研削盤シリーズSPG-W、ジグ研削盤シリーズUJG-75


概要

和井田製作所は1933年に設立された。当初は、シリンダーボーリングマシンなどの自動車整備機械を手がけていたが、1956年に超硬バイトを研削する「超硬バイト研削盤」の開発・生産を開始した事がきっかけとなって事業内容を工作機械製造へシフトする。以来、同社は工作機械の中でも特殊研削盤に特化して事業展開を進めて来た。

主力は、電子部品・精密機械・家電・金型・半導体・切削工具・IT関連機器等の製造に必須の金型関連研削盤と、刃先交換チップ・小径エンドミル等の超硬工具の精密研削を行なう切削工具関連研削盤の2つに大別される。
現在、金型関連研削盤の国内シェアは6割、切削工具関連研削盤の国内シェアは8割を占める。広く国内の一流企業に採用される事はもとより、近年はアメリカを初めとした海外各国においても高い評価を得ている。

研削盤は機械の製造・加工において最終仕上げに使われる機械である。固定された被切削物(ワーク)に高速で回転する砥石を押し当てて微小切削加工を施す。
当然の事だが、硬い物を削るためにはそれよりも硬い物質を当てなければならない。切削盤の砥石は非常に硬い鉱物からできている。また、微小切削に適応して作られているため、精密加工が可能である。
今回は、同社の2種の主力製品群のうち金型関連研削盤を取り上げる。以下に2つの代表製品を上げる。


成形研削盤シリーズSPG-W
成形研削盤とは、精密金型部品・精密機械部品・切削工具等の複雑な輪郭を高精度に研削加工する機械である。
同社、成形研削盤シリーズの最新製品SPG-Wは、高精度金型部品・特殊工具・円筒ロール用部品を加工する。
製品開発に当たり、砥石台の軽量化・振動対策を施して、従来製品よりも加工面の出し易い機械に進化させた。また、作業者の利便性を優先させた操作空間設計を目指した。
同製品は、砥石台の変角設定と上下ストローク量のオプション設定が可能。広範囲な加工ワークに対応している。


ジグ研削盤シリーズUJG-75
ジグ研削盤とは、研削盤の中でも、主にジグの穴の内面を研削するための研削盤を指す。精密金型・精密部品・治具等の穴や輪郭形状を高精度に加工する機械である。
同社、ジグ研削盤シリーズの最新製品UJG-75は、以下の点において従来品よりも優れている。

  1. 1300×650mmの広いテーブルを備えているため、大型被加工品(ワーク)が扱える。
  2. 世界初の新型U軸機構(同社特許品)の搭載した事から、剛性が向上、加工時間の大幅短縮と荒研削が可能となった。
  3. テーブルの拡大と新型U軸機構搭載により、加工範囲が拡大し、長時間の連続無人運転が実現した。
  4. 油の飛散を防止。ワークへの油付着を解消した。

ライター:Eriko Kinashi
2011.04.04 執筆
http://www.waida.co.jp/
(株式会社和井田製作所)
スペック
成形研削盤シリーズSPG-W
XYUW 4軸(同時2軸制御)
砥石軸回転数 小径用MAX.20000min-1
砥石台上下ストローク揺動回数 MAX.400st/min(ストロークに対する制限あり)
砥石台上下ストローク揺動量 MAX.110mm
ジグ研削盤シリーズUJG-75
XYZC 同時4軸制御
工作物テーブルサイズ 1300×650mm

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