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村田製作所・積層セラミックコンデンサ


概要

セラミックコンデンサ

今日の電化製品に必要不可欠な部品、それがセラミックコンデンサである。電化製品の多機能化に伴い、電子部品の低電圧化・大電流化が進行しているが、このような回路の中で、必要に応じて電気を蓄えたり電圧を上げ下げしたり、直流電気をさえぎり交流電気だけを流したりと電圧の調整をしているのがコンデンサである。

現代社会において、コンデンサを使っていない製品を見つけることは難しいだろう。平均して、携帯電話には230とも300ともいわれるコンデンサが組み込まれており、パソコンでは650から700、液晶テレビでは1,000個ものコンデンサが使われているという。そして標準的な一家庭で使われるコンデンサは実に5000個以上、それくらい、コンデンサは我々の生活に身近な存在である。

コンデンサにはさまざまな構造や形態があるが、中でもセラミックコンデンサは負担の大きな条件下で用いられても性質が安定しており、またコンデンサ自体の損傷が少なく長寿命であること、小型化に有利であることなどから、近年では生産されるコンデンサの8割がセラミックコンデンサである。

そして、このセラミックコンデンサ市場において世界一のシェアを誇るのが村田製作所である。ここ数年では、世界中で生産されるセラミックコンデンサの約4分の1が村田製作所から生産されたものである。

この記事では、小型化・高機能化が求められるコンデンサにおいて主流となっているセラミックコンデンサの生産世界シェア一位を誇る村田製作所とその製品を紹介する。

村田製作所の沿革


株式会社村田製作所は電子部品を主力製品とする世界的な電子部品専業メーカーである。
海外企業が大きなシェアを誇るような家電や携帯電話なども、村田製作所がなければ作り出すことができない、という実力を持つ。

1944年に京都に設立された当初は陶器製品を製造していた。この過程で、元社長である村田昭がチタンコンデンサの開発に成功する。このチタンコンデンサは、現在の同社主力製品であるセラミックコンデンサの原型であり、同社の飛躍のきっかけとも言える製品である。

1955 年頃からのテレビ・トランジスタラジオの世界的な普及にともない、それら電子機器に不可欠なセラミックコンデンサは爆発的に需要が高まった。同時期、同社 は社内研究部門を別個の会社として独立させ、最新の研究設備を充実させる等、独自開発・研究の素地を整え始める。この頃の独自開発・研究の姿勢が、現在の 同社の理念を形作っている。
PTCサーミスタ・メカニカルフィルタ・チタン酸ジルコン酸鉛など、数々の新技術・新製品を生み出し、国内拠点を着々と拡充し、同社は京都発の中小企業から大企業への階段を確実に登り始めた。電子機器の普及が国内外に広がるにつけて同社も成長していった。
1959年からは、国内他企業に先駆けて海外輸出を手掛ける。


そして早くから海外への展開を怠らなかった同社は、冒頭で述べたような、世界トップクラスの電子部品メーカーへ発展を遂げたのである。
現在、従来の主力製品であるセラミックコンデンサは世界シェアの4分の1を誇り、表面波フィルタ・セラミック発振子・圧電センサなど、数多くの種類の電子部品製造・販売において、いずれも世界的に圧倒的なシェアを持つ。
Murataの名前は世界に通用するブランドだ。

(ライター:Hiromi Jitsukata、以下同)

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http://www.murata.co.jp/
( 株式会社村田製作所 )
仕様
公称静電容量 1.0µF
定格電圧 6.3V DC
使用温度範囲 -55℃~+85℃
温度特性 X5R特性 (静電容量変化率=±15%以内)
GJM02シリーズ (HiQタイプでは世界最小の0402サイズ)
静電容量範囲 0.2~10pF
定格電圧 16VDC

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