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安田工業・マシニングセンターYBM15T


概要

こちらは、マシニングセンターYMC430とRT10による五軸加工(ワイングラス)の様子です。
トップページ右上動画コーナーの「製品」からもご覧いただけます。


安田工業は1929年の創立以来、常に世界の最高級品を目指して精密加工技術の開発に一貫して取り組んできた。1964年に、横精密中ぐりフライス盤「ジグマスター」の開発で本格的に工作機械業界へ参入。1966年に横型マシニングセンターを開発。マシニングセンター製造への進出は同社が日本でもっとも早かった。以来、マシニングセンターをメインに事業を続けてきた同社の真摯な姿勢は、国際的にも高い評価を受けている。

現在、同社から発売されているマシニングセンターの中でも、特筆したい一品を今回取り上げる。YBM15Tは、大質量ワークを対象とした、マザーマシンにもなりうる大型のマシニングセンターである。同機種の大きな特徴は、「スピンドルフィード機構」と「コラムフィード機構」のダブルフィードシステムを搭載している点である。
NC化されたスピンドルフィード機構によって、直径120mmのスピンドルを最大400mmまで繰り出すことができるようになった。より短い工具の使用が可能となり、重切削加工の高精度化と工具の経済性の向上が実現できた。
大型のコラムを搭載することによって、機械オペレータの姿勢が加工エリア内で作業出来る利点を備えている。また、同機種のコラムはワークの質量をより高精度に感知するハイブリッドガイド方式を採用しており、高精度位置決めを実現している。

安田工業・マシニングセンターYBM15T

他に、同社独自の熱変形を防ぐシステム(機体温度制御装置)を同機種にも搭載している。このシステムはメインコンポーネントに基準温度±0.2℃にコントロールした冷媒液を循環させ、機体の急激な熱変形を防ぎ、常に安定した高精度加工を支えている。ボールスクリューブラケットの冷却システムとジャケットクーリングシステムもまた、同様に冷媒液を循環させることにより、ボールベアリングやスピンドルの精度を維持している。

この他同社はCNCでも最先端の技術を持っており、ますます世界が高精度を要求する現代、安田工業の存在感は日々高まっている。



ライター:Eriko Kinashi
2011.05.06 執筆

http://www.yasda.co.jp/index.htm
(安田工業株式会社)
スペック
移動量 X軸移動量(テーブル左右)2100mm
Y軸移動量(主軸頭上下)1500mm
Z軸移動量(コラム前後)1500mm
W軸移動距離(クイル前後)300mm
テーブル テーブル作業面の大きさ1500×1500mm
テーブル上の最大積載質量12000kg
主軸 主軸最高回転速度2800min-1[10000min-1]
主軸テーパ穴7/24テーパ No.50(BT50)
自動工具交換装置 工具収納本数60本 [90〜450本]
APC/PLS パレット数2面 / [5面]
NC装置 FANUC 31i -MODEL A5