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Products (材料 - セラミック)

日本ガイシ株式会社・ディーゼル用排ガス浄化用大型セラミックス、送電がいしほか


概要

「ハニセラム」:世界の規制に対応するエコロジーセラミックス

年々厳しくなるディーゼル車の排出ガス規制に対応するために、今、世界中から注目を集めているのが、日本ガイシ製のセラミックスハニカム「ハニセラム」である。

セラミックスハニカムとは、ハニカム、すなわち蜂の巣のように細い筒状の穴が並んで空いているセラミックスである。ハニカム構造にすることで、排気ガスがこのセラミックスの筒を通るときにセラミックスに触れる表面積は、ただの筒に比べ飛躍的に大きくなる。セラミックスは排気ガスに含まれる有害な一酸化炭素、燃料の分解物、窒素酸化物などを無害な二酸化炭素、水、窒素などに変えることができるので、排気ガスはセラミックスハニカムの筒を通過することで浄化されるのだ。

ハニカムの穴は「セル」、穴を区画する壁は「リブ」と呼ばれる。日本ガイシではこのセルを出来るだけ増やすこと、そしてリブは出来るだけ薄くすることを目指し効率よく確実に排ガスが浄化できるセラミックハニカムを開発してきた。現在同社では、「ハニセラム」という製品を製造販売している。「ハニセラム」ラインで、リブの最も薄いものはわずか0.05mmの厚さ、セルのサイズは0.2mmである。0.05mmの厚さというのはティッシュペーパー程の薄さである。
同社ではこれまでに累計約8億個以上のハニセラムを生産し、世界へ送り出している。日本、ベルギー、アメリカ、インドネシア、南アフリカ、中国など、地球環境を守るために世界中で貢献しており、その世界シェアは4割を占めている。

また、同社独自のDPF(ディーゼル・パーティキュレイト・フィルター)もその威力を各地で発揮している。このDPFは、ハニカムセラミックスの筒の両端を交互にふさぎ、薄いリブに空いた孔をフィルターにして排気ガスを通すことで浄化能力を高めている。また、コージェライト製と炭化ケイ素製の両材料でDPFを生産できるのは世界で同社だけであり、その技術開発力の高さが世界でも卓越したものであることがわかる。

ヨーロッパではディーゼル自動車のシェアが高く、ディーゼル関連商品の需要も非常に高い。また、ここ数年は排気量の多い商用車に対しその燃費効率が評価され、これまで普及率の低かったアメリカでもディーゼル自動車が普及するようになってきている。
現在同社のDPFやハニセラムの生産工場はフル稼働に近く、設備増強も積極的に行われている。今後も世界市場で同社の優位は続くであろう。

(ライター:Hiromi Jitsukata, 以下同)

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( 日本ガイシ株式会社 )